プロジェクト1 |
老年疾患の遺伝子要因と環境要因の交絡に関する疫学研究 |
プロジェクト1では,これまで培ってきた疫学研究のフィールドを十分に活用し,老年疾患の発症・増悪に関わる遺伝的素因・環境要因・老化の分子機構を含めた臨床疫学的データーを統合的に解析する.そこで得られた成果を基に,@客観的老年疾患の発症予測法,A危険因子の排除による疾病の発症予防あるいは発症遅延法を開発し,遺伝子診断によって個別化されたテーラーメイド型の予防医学の達成を目指す.
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プロジェクト2 |
老年疾患に対する新規分子標的治療薬/細胞療法の開発に関するトランスレーショナルリサーチ |
プロジェクト2は,プロジェクト1あるいは先のハイテクリサーチセンターで生まれたシーズを基に,老年疾患の先端治療/診断法,あるいは老化制御法の開発を行う研究プロジェクトである.研究の推進にあたっては,開発研究の効率化のために欧米で推奨されている,研究者主導型のトランスレーショナルリサーチ方式を採用する.
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プロジェクト3 |
患者保護の立場に立った先端医療専修医の育成カリキュラムプランの策定 |
また,TRではややもすると,臨床展開を急ぐ余り,本来守られるべき患者の人権を侵害しかねない傾向がある.そこでプロジェクト3では,患者の人権を尊守して,安全にTRを実践できる人材の育成を目指し,TR教育部門(TRTC, translational research training center)を設けて,TRに特化されたポスドク,大学院生,看護士の育成カリキュラムプランの策定を行う.
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