先端医療研究センター(オープン)

平成17年度 第7回プロジェクト推進委員会 議事録

 

日 時:平成171114日(月) 午後6時〜635

場 所:記念館10階 同窓会室

 

出席者

増田友之、高浪タカ子、吉野直人、前沢千早、板井一好、中屋敷徳、柏葉匡寛、小笠原邦昭、別府高明、吉田研二、石島 健、高橋和宏、近田龍一郎、中賢司、石田陽治、小宅達郎、佐藤 譲、金子能人、幅野 渉、鈴木啓二朗、永田有希、奈良場博昭、澤田

欠席者

藤岡知昭、中村眞一、堀内三郎、久保田美子、平 英一、近藤ゆき子、滝川康裕、中村元行、佐藤 衛、久保慶高、片岡 剛、利部正裕、菅井 有、友安 信、小浜恵子、黒瀬奈緒子

 

審議事項:            

1.       前回議事録の確認

各プロジェクトの進捗状況の概要はE-mailORC鈴木まで送ってください。

 

2.       各プロジェクトの研究発表スケジュールについて(別紙)

1月はORC PD、2月から別紙のスケジュールで研究発表を行うことになった。

なお12月は予算追加配分のコンペを行う。

 

3.       平成17年度研究費追加支給について

(ア)    各グループに別紙のごとく研究費を追加支給した。

(イ)     申請によって追加支給する研究申請について

@       200万円3件の採用予定。

A       別紙の申請書に記入の上、11月24日まで研究助成課に提出すること。

B       新たな研究と発展的研究に予算を配分する。

C       今年度中に200万円を全て使用すること。

D       使途は備品以外で消耗品に限ること。

 

4.       プロジェクト進捗状況の報告(今回はプロジェクトIの委員から発表があった)

(ア)    臨床病理 欠席

(イ)     糖尿病代謝内科

代謝症候群および動脈硬化症における炎症性サイトカイン遺伝子の役割 対象症例の抽出を行っている。症例数が揃い次第、TNF-α多型性と臨床データとの関連を調査する予定。

(ウ)     法医学

カルボニル化タンパクと加齢における生理的変化との関連性について明らかにすることを目的とする.イムノブロットによる各年代のヒト生体血清,マウス線維芽細胞の25継代までの培養細胞からのカルボニル化タンパクの検出法により,加齢との関連性が確認されつつある.今後はヒト線維芽細胞,硝子体液についても検討予定

(エ)    臨床検査

AMIに関連するリンフォトキシン、ガレクチン2の多型性の調査。イスラエル人300症例、日本人150症例で検討中

頚動脈狭窄症症例におけるVCAM-1等の多型性の検討

(オ)    公衆衛生

骨粗鬆症における微量元素の検討
初診時の血清中フッ素濃度、骨密度、骨代謝マーカーと治療開始半年後にお ける各測定値を比較して、血清中フッ素濃度の骨代謝との関連を検討した。有意な血清中フッ素濃度の低下を認めた。 受理された論文2

論文作成中

血清中フッ素濃度の通常値に関する研究
 40歳代から50歳代の男女1200名の24時間尿中フッ素排泄量について
論文準備中
 高フッ素摂取時のフッ素の出納について
 低フッ素摂取時のフッ素の出納について
 一定量のフッ素摂取時のフッ素の出納について
進行中の研究
 透析患者の血清中フッ素濃度について

(カ)    生化学

XRCC1多型性とRAの疫学的研究→論文受理

XRCC1多型性と乳癌との関連(米国グループとの共同研究)

XRCC1と相互作用する蛋白質の同定と機能解析、核内における局在を検討中

(キ)    耳鼻咽喉科

老人性難聴とミトコンドリアDNA多型性との関連

老人性難聴群は28例、コントロール(白内障症例)8例のDNAを抽出。

既知の百寿者に関するミトコンドリアSNPとDMに関わるミトコンドリアSNPについて解析予定

(ク)     第二内科 欠席

(ケ)    第一内科 欠席

(コ)     第二病理

テロメア解析について。投稿準備中3編、revise中2編