プロジェクト2
老年疾患のに対する新規分子標的治療薬/細胞療法の開発に関するTR
二年間で以下のTRへのシーズ開発につながっている

1.非侵襲的な方法であり,既に臨床応用が始まっているもの

超高磁場MRIによる3DAC画像を用いた脳手術navigation system
動脈硬化疾患感受性遺伝子多型を解析する安価なDNAアレイ法 (Lipa)
傷害心筋評価法としての64チャンネル心磁図
フリーラジカルスカベンジャー(エダラボン)による,術後過灌流および術後高次脳機能障害の発生予防

2.前臨床試験で毒性には問題はないと考えられるが,Phase I/IIaに移行するにあたって,更なるデーターの蓄積,資金,GMP基準製剤の供給などに問題を残すシーズ

外因性エストロゲンによる肝線維症の治療
リンゴポリフェーノール併用によるコレラトキシンの粘膜アジュバント
3.実験的研究段階であるが将来,TRへ発展する可能性のあるシーズ

人工肝臓(
多孔質支持体上に立体培養したFLC-4細胞)による劇症肝炎血漿の浄化療法